お知らせ News

背景画

稲の苗作り始まりです。

春になり暖かくなり日中は暑い日がありましたが、

また寒くなってしまいました。

東北では雪が降るとか・・・。

外で仕事をする私達は体温調節が難しく、体調不良にならないように

気を付けなくてはいけません。

皆様もご自愛下さい。

 

今年も稲の苗作りがスタートしました。

種もみをまく機械、播種機(はしゅき)で苗箱に種をまいていきます。

大きな袋に入っているのが箱に入れる土なのですが、

最近は購入した方が安いのですべて購入土に。

昔は山から土を持って網でおろして肥料や殺菌剤などを混ぜて

造っていました。かなりの重労働。

今もしている農家さんもおられるみたいです。

 

箱苗の作り方をご紹介いたします。

1、床土(とこつち)を箱の半分くらいまで入れる。

人間でいうと寝るときの敷布団のようなものですかね。

ですので意外と重要なところ。

敷布団が悪いと寝心地が悪いですからね。

2、水と殺菌剤の散布。

成長には欠かせない水はしっかりかけておきます。

殺菌剤も同時にかけています。

3、種まき。

この播種機は振動して種をまくタイプで、

きれいに箱に種をまいてくれます。

種もみの大きさ品種などまく量が変わってきますが、

概ね170g程度にてまいています。

4、覆土(ふくど)をかける。

最後に土をかけてサンドしていきます。

人間で言うなれば掛け布団をかける感じですかね。

この後は箱を積み重ねてハウス内にてシートをかけて

35~40度にして成長を促します。

高温多湿になる為、殺菌しておかないとカビが発生したり、

上手く成長しない場合があります。

苗がないと始まらないので、

重要で神経を使って作らないといけません・・・・。

この日は900枚程度作りました。

今年は5500枚程度つくる予定でが、植え付ける時期から逆算して種を

播かなくていけないので時期をずらして分割して作っていきます。

 

成長の様子は次回また。

それではお仕事行ってきます~。