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美味しいごはん? その1

お米に関して少しお話しをさせていただきたいと思います。

私もまだまだ勉強中なので説明に不十分な部分があるかもしれませんが、

ご了承をお願い致します。

お米を炊く前に

お米の保存について。

秋に収穫されたお米はまだ籾の状態です。

収穫されたばかりの籾中水分量が約20~30%(天候などによって変化)あるので、

籾中水分量を14.5~15.0%まで乾燥

する作業からおこないます。

乾燥機に入れて循環させながら灯油バーナーでじっくり乾燥させていきます。

なぜ、乾燥させなければいけないのでしょう。

お米は生鮮食品ですので水分を減らし、品質劣化を少なくするためです。

魚の干物のように水分を抜くことで長持ちがする感覚です。

籾の状態で保存するのがお米にとっては殻に包まれていているので、一番いい状態になります。

昔の家では籾をブリキできた大きなタンクで保管していました。

そうして必要な分だけ籾摺り・精米して食べていました。

しかし、現代ではそのようにできるは難しく・・・。

そこで、今では籾をはぎ玄米で保存するのが一般的です。

籾は生きていて空気中の水分を吸収し、水分が変化します。

玄米にすることで水分変化が少なくなります。

常温で保管するのもできますが、先ほども言いましたが

お米は生鮮食品なので冷蔵庫での保管が望ましいです。

玄米にて低温保存することによって品質劣化を少なくしています。

聞くところによるとお米を野菜室に保存しているご家庭もあるみたいです。

そこまでするの難しいので、ご家庭で保存に気を付けていただきたいのは

 1、涼しくて直射日光のあたらないところに保存。

乾燥した空気に触れたり、直射日光に当たるとお米の水分が蒸発してひび割れの原因になってしまします。

 2、容器などで保管される場合はお米を使い切ってから新しいお米を。

定期的に容器などを清掃していただきたい。

 3、水濡れ厳禁。

水に濡れますとお米が水分を吸収し、カビの原因になってしまいます。

 4、匂いが移ります。

お米は匂いも吸収するので強い匂いがするものと一緒に保存しないようにしてください。

お米って意外とデリケートなんです(笑)

お届けするまでの間は玄米で冷蔵庫で保管をしており、

ご注文後に精米し発送しております。

精米致しますとさらに品質劣化が加速していきます。

精米をして気温が高くなる夏などに常温で2ヵ月~3ヵ月間保存さると、

炊いた時のお米が少し黄色くなったり変わった匂いになったりすることがあります。

古米でも同じような現象が起こります。

 

皆様に美味しくお米を食べていただきたいと考えております。

参考にしたいただきたいと思います。

 

次回はお米の炊き方についてお話ししたいと考えております。